中間周波スポット溶接機の予圧時間から加圧時間までの時間は、シリンダ動作から最初の電源投入までの時間となります。予圧時間中にスタートスイッチを放すと、溶接中断が戻り、溶接プログラムは実行されません。
加圧時間に達するとスタートスイッチを放しても溶接機は自動的に溶接を終了します。予荷重時間を適切に調整すると、溶接プロセス中にワークピースが適切に配置されていない場合に、即座に中断され、ワークピースの損傷を回避できます。
多点溶接の場合は加圧時間に1回目の予圧時間を加えた時間を使用し、2回目の溶接では加圧時間のみを使用します。多点溶接では、スタートスイッチは常にスタート状態にしておく必要があります。予圧と加圧の時間は、空気圧の大きさとシリンダーの速度に応じて調整してください。原理は、ワークピースが圧縮された後に確実に通電されるようにすることです。
投稿日時: 2023 年 12 月 18 日